わかやまジビエとは
和歌山県内で捕獲され、食品営業許可を得た県内施設で処理加工された野生イノシシ及びシカ肉のことです。
本県では、安全で安心なジビエの提供を目的として、「わかやまジビエ処理施設衛生管理認証制度」を推進しています。
また、全国に先駆けて「わかやまジビエ肉質等級制度」に取り組み、品質に見合った格付けと価格設定により、市場での信頼性確保を目指しています。
わかやまジビエの美味しさを多くの方にお伝えしたく、毎年12月から2月までの期間、わかやまジビエフェスタを開催しています。
今回は、県内飲食店・宿泊施設90店舗にこ協力いただき、ジビエ料理を提供しています。
この機会にシェフが腕をふるった山の恵みを、ぜひ楽しんでみてください。
ジビエの栄養について
イノシシやシカの肉には、体にいい栄養成分がたくさん含まれています。
イノシシ肉は、脂肪をエネルギーとして燃焼するために必要なビタミンB6や、神経器官に働きかけるB12、滋養強壮によいと言われるタウリン等が豊富に含まれています。
また、シカ肉は低脂質で高たんぱく、鉄分等が豊富で、アスリートにも注目されています。
わかやまジビエの認証制度について
和歌山県では、わかやまジビエについて、2つの独自の認証制度を定めています。

[わかやまジビエ処理施設衛生管理認証制度]
衛生面での安全・安心を確保するため、衛生管理ガイドラインに基づき処理している施設を県が認証。
これらの認証を受けた、わかやまジビエは、このマークを表示することができ、安全・安心なジピエを皆様にお届けすることができています。

[わかやまジビエ肉質等級制度]
品質がバラバラであるといった声を受け、牛肉のように肉質の格付けを行う等級制度を全国で初めて創設。
学校給食へのジビエ提供について
和歌山県には、海の恵み、山の恵み、川の恵みなど、たくさんの自然の恵みがあります。
本県では、これらの素晴らしい恵みを子どもたちが味わうことを通して、ふるさとを大切にする子どもたちの育成をめざしています。
イノシシやシカなどの野生動物の食肉は、昔から全国で食されています。また、たんぱく質や鉄分が豊富に含まれた栄養価の高い食材であることから、子どもたちにも学校給食でおいしく食べてもらう取り組みを進めています。
また、ジビエのお話や調理実習、クラフト教室を通じて、ジビエについて学ぷ出前授業も実施しています。